紫外線で黒くなる皮膚。どのような構造になっているか気になりますね。
よく本で紹介されている皮膚の構造です。

(この図は「ネイルセラピー」の本から使用しております。)
日焼けはメラニン色素が紫外線により変化し黒くなります。
世界には黒人から白人まで肌の色は様々です。
これは地域により紫外線の量の違いからできてきたものです。
では皮膚の変化でタコと魚の目はどのように違うのでしょうか?
一般的にタコは皮膚の表皮の角質層が固くなった事でできる症状です。

それが進化して円錐形状に固くなったのが魚の目です。
なので体重がかかると圧力で神経を圧迫して痛みが出ます。
合わない靴を履いたり、足の筋力の低下、外反母趾などの足のトラブル。
原因は様々です。
タコは医学用語で「胼胝」(ベンチ)、魚の目は「鶏眼」(ケイガン)と呼びます。
医学用語は慣れないと難しく考えがちですが漢字の意味通り、
鶏眼は「鶏の目」のような形をしているのでそのように言われています。
フスフレーゲ(ドイツ式フットケア)ではこのトラブルの原因になっている
タコや魚の目を改善し、足を奇麗にし、快適に歩く事ができるようにケアをしていきます。
この時期素足になったり、靴の底が薄い靴を履く事が多くなりますね。
この機会に足が気になったらフットケアを受けてみてはいかがでしょうか?
次回は爪についてお話しします。お楽しみに!
シューフィッター 藤井 恵